間接的に髪の毛を太くする方法はあれど、直接的に髪の毛を太くする劇的な方法はないのです。
つまり毛穴の太さは変わらないとうことですね。
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髪の毛を太くする方法【元の髪の太さは変わらない】
人によって生まれ持った髪の毛の太さは決まっており、どんな方法でも元々の太さ以上の髪の毛へと変化させることはできません。
これから解説する上記の方法は細くなってしまった髪の毛の太さを戻す方法です。ハリやコシを取り戻し、本来の太さを維持できるように試してみてくださいね。
育毛剤・サプリ全般
髪の毛を太くしたいという人の中には、まず育毛剤やサプリが思い浮かぶ人もいるのでは?
確かに育毛剤や育毛サプリには髪の毛に良いとされる成分が含まれています。
しかし、前述の通り育毛剤や育毛サプリに直接的に髪の毛を太くする効果ではなく、現在の抜け毛予防や将来の薄毛予防(AGA予防)役割を担います。男性の育毛サプリの中ではボストンサプリが有名ですね。
育毛剤や育毛サプリに期待できるのは健康的な髪の毛が育つ環境作りの手助けです。
髪の毛の成長環境が整うことで、健康的な髪の毛が生えやすくなったり、薄毛が改善されたりします。
育毛剤や育毛サプリを使ったからといって、急激に髪の毛が太くなることはないので注意しましょう。
AGA治療
AGAが進行してる人はAGA治療が一般的です。
育毛剤やサプリはあくまでも薄毛予防の意味合いが強く、初期の薄毛であれば改善が見込めるもの。
薄毛が著しく進行していたり、原因が後述するAGAの場合はクリニックで治療をする必要があります。
AGA治療で処方される医薬品は副作用のリスクが高いものの、臨床試験で効果が認められた成分が配合されているもの。
本格的に細い髪の毛や薄毛の改善を図るのであればAGA治療をおすすめします。
1つ注意したいのがAGA治療薬の成分の効果。ミノキシジルなど発毛効果が認められた成分が配合されていますが、元々ある毛穴にのみ発毛促進の働きかけを行います。
成分の効果で毛穴が増えて髪の毛が増えるわけではないので注意してください。
食生活
食べ物で髪の毛に必要な栄養を摂取するのも効果的です。
栄養不足になると血行不良になったり、髪の毛が育たなかったりと悪影響を及ぼすことがありますからね。
髪の毛の成長に必要不可欠なタンパク質・亜鉛の摂取を意識しましょう。それぞれ下記のような食材から摂取することができます。
- タンパク質:肉類、大豆、乳製品
- 亜鉛:牡蠣、レバー
摂取したタンパク質が亜鉛の働きによって髪の毛へと変化するため、どちらが欠けても髪の毛は成長しません。
髪の毛となるタンパク質を、タンパク質を髪の毛にするために亜鉛を摂取するような食生活を意識してくださいね。
頭皮マッサージ
頭皮マッサージも髪の毛にプラスの影響を与えます。
マッサージを行うことで頭皮が柔らかくなり、血行促進効果が期待できるのです。5本の指で頭皮を動かすイメージで全体的にマッサージします。育毛剤は頭皮マッサージしながらするのが基本ですね。
入浴中やシャンプー後など頭皮が温まり血行が良くなっている状態で行うとより効果的ですよ。
髪が細くなる理由
髪の毛が細くなる原因は下記のように様々あるのです。
人によっては複数の原因が関係していることもあります。
生まれつき
生まれつき髪の毛が細いことも。
髪質や髪の毛の太さが遺伝することも珍しくありません。
細い髪の毛の特徴が遺伝した場合、生まれつき細い髪の毛となります。
遺伝によって髪の毛が細い場合は太くするのは難しいでしょう。
生活習慣全般
生活習慣が乱れていると髪の毛が細くなることがあります。
運動不足・睡眠不足・栄養不足によって髪の毛が細くなると言われています。
- 運動不足:血行不良で髪の毛に栄養が運ばれにくくなる
- 睡眠不足:成長ホルモンが分泌されず髪の毛が成長しにくくなる
- 栄養不足:髪の毛の成長に必要な栄養が足りなくなる
それぞれ上記のような悪影響を及ぼします。根本的な生活が乱れていると育毛剤やサプリなどでどれだけ対策をしても効果を実感することは難しいでしょう。
薄毛に悩んでいる、対策しても効果が実感できないというような人は自分の生活習慣が乱れていないか見直してみてくださいね。
加齢
頭皮や髪の毛の細胞も加齢とともに衰えていきます。
髪の毛が成長しにくくなったり、十分な成長ができなくなったりと加齢による髪の毛への影響は様々。
細胞自体が衰えてしまうため、髪の毛を太くする方法を試しても効果を実感しにくいことも。
AGA
髪の毛が細くなる原因として最も多いとされているのがAGAです。
生え際や頭頂部の薄毛が進行していくAGA。
男性型脱毛症として思春期以降に発症することがあります。
原因は酵素の5αリダクターゼと男性ホルモンのテストステロンが結合してできるジヒドロテストステロン。
ヘアサイクルを乱し、成長期(髪の毛が育つ期間)を短くするので髪の毛が十分に育つ前に抜けてしまうようになるのです。
高校生や若い人は医薬品はNG
髪の毛を太くしたいと思っても高校生や10代は医薬品の使用は避けてください。
医薬品には未成年が使用してはいけない成分が含まれていることがあります。
なぜ未成年が医薬品を使用してはいけないのか?それは医薬品の副作用が関係しています。
医薬品には男性ホルモンに影響を与える性欲減退や精子減少といった副作用があるとされています。
体が十分に発達していない未成年が使用することで発育に悪影響を及ぼす可能性があるため、未成年が医薬品を使用することは禁じられているのです。
まとめ
髪の毛のハリやコシを取り戻し、太い髪の毛を維持できるように解説した上記の方法を自分なりに試してみてください。